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ベリーのこと

黒のラブラドールレトリーバー。雌。体重現在のところ29kg。顔は可愛いのだがやや短足。食欲はかなり旺盛で多少太り気味である(相当という意見もある)。小犬の頃はやんちゃそのもので、何が温厚な犬か、と犬の書籍に向かって文句を言ったものだった。初めての誕生日を迎えた頃から徐々に落ち着いてきて、今では自分用のソファで置物状態になっている。

平成6527日、新潟県は五泉市のブリーダーのもとで生まれた。父親は当時11歳のイエロー、母親は3歳のチョコレートで、兄弟は9匹。なんと全て黒だった。ベリーの存在は、雑誌「愛犬の友」のブリーダー広告欄で見付けた。誕生日が我が結婚記念日と同じ日という点に運命的なものを感じたからである。早速電話し、予約を。

そもそも何故ラブラドールか、だが、これは特別の思いがあったわけではない。狩猟に行くわけでもなし、ショードッグにしたいわけでもなし。ただ良き家庭犬が欲しかった。多分今から思うに、家庭犬向きという犬雑誌の評価に影響されていたのかも知れない。雌に関しても、飼い易いし雄に比べひと回りは小さいと記述されていたのがその理由である。毛色に関しては、これも雑誌に掲載されていた黒ラブの写真があまりに手入れが行き届いていてツヤツヤだったことに触発されて選んだ次第である。

1994720日に、家族を伴い、ブリーダーのもとへと向かう。既に当時3歳だった娘が最初に覚えた英語、ストロベリーから「ベリー」という名前を付けていた。9匹中、雌は6匹。犬選びの書籍から得た知識に基づき、元気過ぎず、臆病すぎない中から、顔つきが特に可愛らしかったので選んだ。ブリーダーからは、あまり大きくなりませんよ、という指摘があったが、むしろその方が好都合だったので割合スンナリと決定した。晴れて我が家の愛犬となったベリーだが、いきなり車での長旅。でも逆にこのことが車を嫌がらない性格に繋がったと勝手に解釈しております。

ベリーが我が家にやってきてからの苦闘の一年間は、日記メモ「新米飼い主の飼育メモ、ベリーと格闘の365日」に譲るとして、その後の飼育は概ね順調にいった方ではないかと思っている。小犬が生まれても処置に困るとの理由から、我が家に来た次の年の夏の終わりに避妊手術をした。右後脚が引きずるような仕種を見せたので随分と心配した。蛙を舐めて泡をふいたこともあった。これからもまたいろいろな事が起こるのだろう。

ラブラドールは落ち着いた飼い易い犬だ、との犬関連の書物の記述は正しかったと今では思っている。でも、こう落ち着いてしまうと、小犬の頃のワンパクが懐かしくなってしまう今日この頃である。

1998-12-11


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